ビジネスバッグ選びのヒント

【ビジネスバッグレビュー】リモワ サルサ マルチホイール 6555(87L)

リモワのベストセラー、サルサシリーズ

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555(87L) リモワのベストセラー、サルサシリーズの87L(H75cm)、黒のスーツケースです。
2008年6月に購入したので使用期間は約1年半になります。これまでアメリカへの海外出張に10回くらい使用しました。
主な使用の目的は海外出張ですが、もちろん海外旅行にも使えるスーツケースと考えて、選びました。
その前はサムソナイトのスーツケースを使用していました。さすがサムソナイト! 丈夫なのでまだまだ使えるのですが、10年ぐらい前の古いモデルで最新モデルと比べるとかなり重いので、買い替えました。
購入時に比較検討したスーツケースは、同等サイズのサムソナイトのAero-PCシリーズエースのProtecA スペッキオです。
リモワ サルサに決めた大きな理由は、抜群の軽さですね。
もちろん「商品の評判、実績」「ブランドイメージ」「耐久性、丈夫さ」も購入理由のひとつです。
【いまいちポイント】
リモワのスーツケースは、仕事用のスーツケースとしてはかなり高価なブランドに相当します。当サイト管理人は並行輸入品を購入したので、87Lサイズで39,000円(税込)で購入できましたが、正規品を定価購入すると10万円ぐらいします。もちろんその分、ブランド力、品質、耐久性、機能性はかなり高いので、仕事用にリモワのスーツケースを使えるビジネスパーソンは羨ましいビジネスパーソンです。

リモワ/サルサ マルチホイール 6555
 容 量:87L
 サイズ:W49cm×H75cm×D27cm
 重 さ:4400g
 材 質:ポリカーボネイト
 色  :黒、赤
 その他:TSAロック対応、4輪大口径キャスター


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人気のあるスーツケースだからこそ、見つけやすいようにタッチアップペンで自分仕様に

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/タッチアップペンで自分仕様のスーツケースに さすがに定番スーツケースなので、どの空港に行っても良く見かけます。また人気があるのでリモワのサルサに似せたスーツケースもたくさんあります。
そのためバゲッジクレームでのピックアップでも同じスーツケース、同じようなスーツケースがベルトコンベアでたくさん流れてくるので、自分のスーツケースを見分けることが出来るように目印をつけておいたほうが良いと思います。
スーツケースに目印を付けるのには、
・お気に入りのステッカーを貼る
・スーツケースベルトを付ける
・バンダナなどをくくり付ける
などの方法があります。
リモワ サルサはファスナー開閉タイプなのでスーツケースベルトは不要でしょう。またバンダナを取り付けているのは日本人旅行客に多く、治安の悪い海外地域では日本人と分かる目印はスリや窃盗のターゲットにされやすいので避けるべきだと思います。
ということから、ステッカーを貼ろうかなと思っていたのですが、なかなか気に入ったステッカーが見付からなかったのとステッカーだと擦れて剥がれてきて汚くなるのが、チョット気になる。 ホルツ タッチアップペン と ホルツ マスキングテープ/タッチアップペンで自分仕様のスーツケースに そのような理由から当サイト管理人は、ホルツ タッチアップペンホルツ マスキングテープを使って、スーツケースの両面にホワイトの縦ラインを1本ずつ入れました。
間近で見るとちょっとムラになっているところはありますが予想以上にキレイに塗れました。空港で同様のスーツケースを見かけたこともなく、すぐに自分のスーツケースと見分けが付くのでとても気に入っています。おすすめの「自分のスーツケースを区別するマーキング方法」です。


ストレスフリー!大口径キャスターで移動が楽!

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/大口径の4輪キャスターで移動が楽々!! 【おすすめポイント】
大口径の4輪キャスターは、滑らかで多少のデコボコ道でも難なく進めるので、移動のストレスが少なくて非常に良いです。小さなキャスターだと凸凹の隙間にに車輪がはまってしまい、思うように進めなかったりしてイライラしますが、大口径キャスターなのでそういう心配もありません。
さすが石畳の道が多いヨーロッパ、ドイツで生まれたブランド、リモワですね。


意外と使いやすいジッパー式

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/意外と使いやすいジッパー式 【おすすめポイント】
スーツケース、リモワ サルサの開閉方式はジッパータイプです。
今まで、フレームタイプのスーツケースしか使ったことがなく、開閉のしやすさや強度はどうなのだろうと多少、不安に思っていましたが、まったく問題ありません。
中身をパンパンに詰め込んでもファスナーの開閉は容易に出来ます。ジッパーの噛みこみなども心配していましたが、これも問題なさそうです。今のところ問題になったこともないし、なりそうな感じもないです。
またTSAロックは最近のスーツケースならほとんどに標準装備されているので、気にする必要はないかもしれませんが、米国へ渡航・旅行される方は必須です。

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ以降、アメリカを入出国する人の荷物の保安検査を強化する一環として導入されたTSAロックですが、2015年には解錠可能なマスターキー情報が流出したり、TSAロックで施錠されているにもかかわらず鞄もしくはロックを破壊して検査される事例もたびたび発生していることから、北米の主要航空会社がTSAロックを含む全ての施錠を「しない」よう推奨するケースも少なくありません。


内部の中仕切りの作り、質感は安っぽい。。。

【いまいちポイント】リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/内部の中仕切りの作り、質感は安っぽい。。。
リモワ サルサの内部の中仕切りは、ディバイダー(メッシュ状の枠)とクロスベルトで仕切るのですが、スーツケースの高級ブランドと呼ばれる割にはすこし安っぽい作りです。軽量化のためだとは思うのですが、もう少し高級感が欲しい点ではあります。
しかし使い勝手はそこそこ良いです。荷造りのときにディバイダーがずれたり、ディバイダーの隙間から荷物がはみ出したりするのではないかと思っていましたが、細かい荷物を端のほうに入れないようにするなど、すこし荷物の入れ方を工夫すれば、全く問題なく使えます。荷造りで工夫が必要なのはファスナー式の仕切りでないかぎり同じかなと思います。


セットアップして使いやすいキャリーハンドル

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/セットアップして使いやすいキャリーハンドル 【良いポイント】
海外出張、海外旅行に出掛ける時は、たいていブリーフケースをセットアップして利用します。ブリーフケースは機内持ち込みします。こうしておくと荷物がひとまとまりになるので、飛行機に乗るまでや空港内での移動がとても楽です。
スーツケースによっては伸縮式のキャリーハンドルが短くて、ブリーフケースのサイズ(高さ寸法)によってはセットアップし難い、出来ないものがあるので、スーツケースを選ぶ時には注意が必要です。
その点、リモワ サルサ MULTIWHEEL 6555のハンドルは、ほどよく長い(短くすることも可能)ので、大きなブリーフケースもセットアップ可能です。 リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/セットアップして使いやすいキャリーハンドル


定評どおりの耐久性、丈夫なポリカーボネート

リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/定評どおりの耐久性、丈夫なポリカーボネート リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/定評どおりの耐久性、丈夫なポリカーボネート リモワ サルサ(RIMOWA SALSA) マルチホイール(MULTIWHEEL) 6555/定評どおりの耐久性、丈夫なポリカーボネート 【おすすめポイント】
はじめてリモワ サルサを見た方は「こんな弱々しい、ふにゃふにゃのスーツケースで大丈夫か?」と感じる方が多いのではないでしょうか。
軽量化を実現するためにかなり薄いポリカーボネートを使用しています。事実、当サイト管理人もそう思いました。
しかし実際に使ってみての感想は「普通のハードタイプのスーツケースよりも強い」ですね。10回ほど米国を中心に渡航しましたが、同じぐらい使用したほかのスーツケースと比べて、痛み具合が格段に少ないです。
上の写真で赤い丸で囲ったところが主なキズがある箇所です。
ほとんど小さな擦り傷でたいしたキズではないので、あまり目立ちません。スーツケース表面がサテン(艶消し)仕上げの黒色なので、余計に目立たないのかもしれません。
ミラー(光沢)仕上げだともっと目立つかもしれません。ミラー(光沢)仕上げのスーツケースは新品の時はとてもキレイですが、使用キズはとても目立つので、それが嫌な方は避けたほうが良いかもしれませんね。
【いまいちポイント】
ポリカーボネートは丈夫ですが、素材が薄いので押さえるとへこんだり、たわんで変形します。
スーツケースに割れ物、壊れ物を入れるときはエアパッキンなどでしっかり養生して、出来るだけ真ん中に入れるようにしたほうが良いでしょう。
スーツケースを預けるときにも一言「割れ物(FRAGILE)が入っています」と言っておきましょう。確実性はありませんが、割れ物(FRAGILE)ありのシールを貼ってくれたり、多少丁寧に扱ってくれる航空会社もあります。

リモワのスーツケース


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